国連WFP協会

~前横浜DeNA ベイスターズ監督 アレックス・ラミレス氏と4,741 人が参加~

当日の様子・結果

 認定NPO 法人 国際連合世界食糧計画WFP 協会(以下、国連WFP 協会、神奈川県横浜市:安藤宏基会長)は、今年8 月に横浜で開催される「第9 回アフリカ開発会議(TICAD9)」のパートナー事業として、5 月11 日(日)に「WFP ウォーク・ザ・ワールド for アフリカ 2025 横浜」を開催しました。

 本イベントは、アフリカの子どもたちの飢餓をなくすことを目的にしたチャリティーイベントで、4,741 人が初夏の国際都市横浜を歩きました。参加費の一部は国連WFP がアフリカで実施する「学校給食支援」に寄付されます。参加申込時に呼びかけていた追加寄付を加えた4,605,100 円が集まり、さらに、会場では44,505円の募金が集まりました。合計額により、約15.5万人のアフリカの子どもに給食を届けることができます。

●国連WFP 協会 安藤 宏基会長

「給食が食べられることで、親が子どもを学校に行かせ、子どもは給食を食べ勉強することができる。アフリカの発展に大いに役立っており、未来の国を支える力になっている」と挨拶をしました。

●国連世界食糧計画(国連WFP)日本事務所 津村康博代表

「世界では約7.5億人が飢餓に苦しんでいる。学校給食を通じて、子どもに栄養価の高い食事を提供している。給食の食材は現地で調達しており、農家の収入向上、食料の増産に役立っている」と伝えました。

●横浜市長 山中 竹春氏

「皆さんの参加がアフリカの子どもたちの給食につながります。臨港パークからスタートし横浜の美しい街並みを見ながら、アフリカの子どもたちの未来をつくっていきましょう」と力強く述べました。

●駐日アフリカ外交団長代理 ラシャッド・ブフラル駐日モロッコ大使

「本イベントは8月のTICAD9の公式パートナー事業であり、特別な意味を持っている」と伝えました。

●前横浜DeNA ベイスターズ監督 アレックス・ラミレス氏

「アフリカの子どもに届くよう、笑顔で歩きましょう」と参加者に呼びかけました。

実施概要

●国連WFPの学校給食支援

国連WFPは途上国の学校で、年間およそ2,000万人の子どもに給食を届けています。学校で栄養たっぷりの給食が食べられることで、親は積極的に子どもを登校させるようになり、子どもも空腹に悩まされず、集中して勉強することができます。就学の機会を与えられにくい女子児童の登校も促し、女性の権利向上にもつながります。約30円の寄付で、子ども1人に給食を届けることができます。

【WFP国連世界食糧計画(国連WFP)】

飢餓のない世界を目指して活動する国連唯一の食料支援機関です。2023年は120以上の国と地域で1億5,200万人の人びとに食料を届けました。紛争や自然災害発生時における緊急支援や、長期的に人びとを支えていく開発支援を行っています。2020年ノーベル平和賞を受賞しました。

●認定NPO法人国連WFP協会

国連WFPを支援する認定NPO法人で、日本における国連WFPへの民間の公式寄付窓口です。募金活動、企業・団体との連携や広報活動を行っています。2024年外務大臣表彰を受賞しました。

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