韓悳洙前首相が入党、一本化図る
2025年5月10日 午前10時00分

 7日、ソウルで外国メディアと記者会見した韓悳洙前首相(共同)

 【ソウル共同】韓国の保守系与党「国民の力」の選挙管理委員会は10日未明、3日の党大会で決まっていた金文洙前雇用労働相の大統領選公認候補擁立を取りやめると発表した。10日午前3〜4時(日本時間同)に新たに立候補を受け付け、無所属だった韓悳洙前首相が入党し、登録した。金氏が早急な保守系候補の一本化に慎重だった中、党執行部が強引に韓氏への候補交代を進める。

 韓国メディアによると、国民の力は10日に候補交代の賛否を問う党員投票を行い、11日に全国の党関係者らを集めて最終決定する方針。金氏側の反発が予想される。

 大統領選は6月3日投開票で、各種世論調査では革新系野党「共に民主党」候補の李在明前代表が大きくリードしている。

 金氏と韓氏の一本化協議が難航する中、国民の力は9日夜の議員総会で、対応を執行部に一任することを決めた。韓氏は1日に首相辞任を表明し、2日に出馬意向を正式発表した。世論調査では、韓氏の支持率が金氏を上回っていた。

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