8日午前のニューヨーク外国為替市場で、円が対ドルで下げを拡大し、145円台半ばをつけた。

  トランプ米大統領が英国と貿易枠組みで合意したと発表したことに加え、中国との協議が順調に進めば関税を引き下げる可能性があると述べ、金融市場全体でリスクオンのムードが広がった。これを受けて、米国株は上昇。一方で、米国債や金、円など安全とされる資産が軒並み売られている。

  円は対ドルで一時、約1.2%安の145円59銭に下落した。

  トランプ氏はまた、投資家は今すぐ株式の購入に動くべきだとも発言した。

ドル・円相場

 

 

原題:Stocks Jump as Trump Says ‘Buy’ Before China Talks: Markets Wrap(抜粋)

WACOCA: People, Life, Style.