Exploratory ユーザー会 #35 – 新型コロナウイルス感染症における日常生活の時空間変化

ご紹介に上がりました。駒沢大学文学部 知理学科、え、地域環境研究先行4年の 大塚しです。えっと、ちょっとデータの 使用上、ちょっとデータ提供者の名前を 書かないといけないので、え、データの 提供者の名前書いています。で、え、今回 発表するテーマは、え、新型コロナ ウイルス感染症における日常生活の地空間 変化ということで、ま、一応副題としては 、ま、埼玉県、千葉県、神奈川県を事例に なります。 で、え、まず研究の背景につきましては 2020 年以降中国武漢から急速に蔓延した、 え、新型コロナウイルス感染症が、え、世界外的に大きな影響を与えました。で、 2000 あ、日本でもコロナ、コロナの流行を抑えるため緊急事態宣言や防止点措置などの感染症対策が取られてきました。 で、不要普及の外出たり、ま、テレワーク の推進、ま、三密の回避などの、ま、 新しい生活様式が、ま、浸透していく、え 、状況となりました。で、このような、ま 、コロナが、え、日常生活に、え、多大な 影響を与えたのは、え、ま、事実として あり、コロナの社会的影響に関する研究は 、ま、必要であると言えます 。で、そのコロナによる、ま、社会的影響 を分析した、え、先行研究はスライドで、 え、紹介しているように、ま、複数存在、 え、しております。え、しかしながらこれ らの研究には課題もあり、ま、人流データ とか、ま、消えたい電話情報を使用した 研究などでは、ま、個人情報の保護の観点 から、ま、社会属性による総意点を把握 することが、ま、限界があることやまた 2019年と2020年の2時点での比較 をする研究が多く、複数時点での長期的な 比較が行われないことなども課題にあり ます。で、そのような課題を踏まえ、本 研究では、ま、時間理額の観点からコロナ 前とコロナにおいて、ま、自空感がどの ように変化したのかを、え、複数の地点で 社会属性ごとに比較し、ま、特徴を探って いこうかなと思います。で、え、 Proロラトリーをで、使用したのは、ま 、データの集計であったり、ま、データの 特徴を比較したりするということに使い ました 。まず、えっと、時間理学とはどんな学問 なのかと言いますと、ま、スウェーデンの 知理学者ヘゲルストラントが、え、提唱し た、ま、行動知理学と呼ばれる、え、分野 の、え、1つになります。人々の日常的な 生活行動を、ま、時間と空間の配置として 捉えて、ま、そこに時空間上の制約を、あ 、そこに潜む、ま、自空間上の制約を 明らかにすることを目指しています。で、 時間知理学の主な特徴は2つありまして、 1つは制約の概念です。え、制約は、ま、 3つ存在しており、ま、能力の制約、結合 の制約、権威の制約というものがあります 。で、能力の制約というのは、ま、え、 個人、個人の持つ身体的な能力や所有する ものなどで起こるの、え、制約になります 。例えば車で行くのに適した地点に、え、 行こうとするものの、その人は、え、車を 持ってないため東歩で行かなければなら ないという状況などがこれに当たります。 結合の制約とは、え、同一の空間上に、ま 、一定時間とまることによって起きる制約 になります。ま、最も代表的な例としては 、ま、勤務先に行かなければならないと いうところです。1日の1/3は職場にい なければならないというのは、ま、その間 に可能であった活動などを制限している からです。最後に権威の制約というのは、 ま、法律や習慣などによって一定の時空間 領域への、え、出入りが規制されることで 起きる制約になります。例えば、え、施設 の閉管時間などがこれにあたります。え、 第2にの特徴としては時空間経路数という もので、え、ま、横軸を、え、空間、縦軸 を、え、時間として、え、人の移動を奇跡 として、え、示した、ま、意種の地図に なります。え、スライドで示しているもの がそれになります。で、この今スライドで 示しているのは、ま、3次元上なんです けど、ま、場合によっては2次元上のもの もあります。で、この地図を利用して、え 、どこにどんな制約があるのかを、ま、 推察していくのが、ま、時間理学の特徴と なります 。で、え、次に本で使用したデータを紹介 します。で、使用したデータは新型コロナ ウイルス感染症の影響化における生活行動 調査です。調査者は、え、国土交通省で、 え、調査対象者は、え、アンケート、え、 調査会社のモニターになります。調査時期 はスライドで示している、え、ように計3 回で、ま、具体的には令和2年8月、令和 4年3月、令和4年、え、12月になり ます。で、今回は、えっと、スライドでは 、えっと、便宜上年度に変換しています。 また、え、回答者数は概1万程度、1万人 程度になります。で、え、この調査は追跡 調査が、え、可能であり、3回全て回答し た人ののみを抽出することができ、その 回答者は、えっと、最後にある、え、 1550人となります。で、今回はこの全 、え、調査に回答した人たちから、え、 分析を行いました 。一応、え、左側が調査になります。調査 地域は19地域であり、ま、多くは都市 単位での、え、分析になります。え、調査 になります。右側は、え、各調査年の調査 と回答者数の、え、構成になります。で、 ま、どの調査でも、え、調査が全て平日で あり、ま、休日がありません。え、では、 え、実際に分析する対象と、え、手法に ついて、え、解説します。え、対象地域は 、え、先ほどの深副題にもあった通り、え 、埼玉県、千葉県、神奈川県の、え、宿層 になります。で、追跡調査が可能な回答者 を抽出した際に回答者がかなり極端に減少 してしまったため本では、ま、その中でも 、ま、比較的回答者が多くて、ま、 ばらつきが少なかったこの3件を対象地域 としました。対象の社会属性は今回は結構 職業別で見ようかなと思って、えっと、 この6つの職業、え、社会属性に、え、 焦点を当てました。え、今回はの発表では 、ま、主に赤字の、え、社会属性について 、え、発表を進めます。主な手法としまし ては追跡調査が可能な回答者を抽出し、え 、各時点における、え、生活行動の平均 時間を算出することや、ま、各時点におけ る、ま、1日のモデルを再現するために 時間治療も使用される時空関係を作成する ことがあります。られます 。で、えっと、分析の結果に入る前に、 えっと、コロナに関する社会状況の整理を します。え、スライドの表は、え、生活 行動調査の、え、調査をもにその前後で 起きた主な出来事をまとめたものになり ます。え、2020年4月、え、で最も 印象的であった出来事は、ま、第1回緊急 事態宣言です。え、日本で初めての緊急 事態宣言であり、多くの人々が自粛生活、 え、といった行動制限を受けました。で、 少し飛ばして、え、2021年12月1日 を見ると、え、10月末に、え、制限が 全て解除した後の日であることが分かり ます。で、そのため感染症、え、対策を 実施していないという状況でのコロナ禍と いう、ま、かなり得意な地点であることが 分かります。ま、その後の2022年以降 は、え、オミクロン株の流行が大きな 出来事として、え、あります。調査の、え 、2022年3月1日は、ま、蔓延防止、 え、重点措置化にあります。え、そして 2022年の7月末からBA5と、え、 対策強化選が行われましたが、ま、調査日 の、え、2022年12月ではマスに終了 しています 。それでは、え、各社会属性の時空間経録 を紹介します。まず事務従事者なんです けど、総務省の日本、え、表示の職業分類 によると、ま、スライドで示しているよう な定。ま、具体例を上げると、ま、処文や 経理、え、あとは企画職、営業職、受付 案内係かりなどといった、ま、職業がこれ に該当します 。で、えっとですね、これはexelで 作ったんですけども、え、この図は、え、 各時間帯ごとに回答した場所の、え、再品 値を、え、元に作成した地区です。え、 1度に各時点における1日のモデルを比較 するために、ま、横に時間、先ほどの 時空間関係ロズをこう倒した形で横に時間 、縦に場所という形を取りました。手前の 赤色の線が流行前で、え、奥の紫色の線が 2022年、え、12月の調査となってい ます 。流行前は8時頃から、え、8時頃自宅 から勤務先へと移動し、その後、え、18 時頃に勤務先から自宅へと、え、帰宅して います。そこから第1回緊急事態宣言が、 え、発されている時期である、え、 2020年4月16日から、え、5月13 日は1日中自宅に、え、いるという状態に 変化しました。しかし解除後の2020年 7月31日からは再び勤務先に行く形と なり、え、全面解除後の2021年12月 、え、緑色の線では、えっと、流行前に 近い行動パターンとなっています。それ 以降も流行前よりも短くあるものの出勤し て、え、仕事を行う状態となっています。 企業の判断にもよりますが、このような、 このように2020年以降、え、事務従事 者は在宅勤務が主流ではなく、ま、勤務先 に思いて仕事をする、え、形を取っている のではないかと推します。また、え、 およそ8時から9時半の間と17時から、 え、18時半の間の2つの時間帯で、え、 変動が起きていることが分かります。これ らの時間帯は通勤時間帯と重なり、ま、 コロナ禍における、ま、事務従事者の生活 の変用というのは、ま、通勤時間帯の タイミングで起こりやすいのかなと思い ました 。次に専門的、え、技術的職業従事者に なります。で、定義は、ま、スライドで 示しているようなものなんですけども、ま 、具体例を上げると研究者、教員、意思、 え、プログラマ、芸術家などといった、ま 、職業はこれに該当します 。で、え、専門的技術的職業従事者は 事務社と異なる地空間の変用を見せてい ます。2020年4月以降、え、時空間が 大きく変用し、え、1日中自宅にいること が、ま、一般的となっています 。勤務先に行くことはなくなり、今行った としても、ま、昼頃には自宅に戻ってる ような状況になります。 え、次に、え、管理的職業従事者です。え 、こちらも、ま、スライドで示している ような、え、ものになるんですけども、ま 、具体議例を上げると、ま、議会議員で あったり、ま、公務員、または会社の役員 などがこれに当たります 。え、概時空関係ロスは事務者と変わら ないんですけども、ま、通勤時、あ、 変わらず通勤時間帯で、え、時空間の変化 が起きています。ですが、え、若干事務 従事者よりも、ま、職場に戻る、え、のが 早くなっています。 え、しかしながら、え、このような、え、 状況がほ、このような変化が本当にあると 言いきれるのかを、え、検定するために 95%信頼を用いて、え、検定しかしまし た 。で、え、これは2時点における、え、 自宅での、え、滞在平均時間を、え、 95%信頼で、え、示したものになります 。で、2020年以降調査日をコロナ後と して、え、2時点での比較を行っています 。で、事務従事者と専門的、え、技術的 職業、あ、職業従事者は、ま、統計的に 優位に総加して、えることが分かります。 え、管理的職業受事者は、えっと、右、 1番右上の管理的職業従事者は、え、確か に増加しているものの、ま、あまり優位に 増加したとは言いにくい形となっています 。また右下2つは、えっと、一応シフト 無職の属性になるんですけども、え、この 2つの社会属性は、ま、自宅にいる時間が 、え、そこまで変化しておらず、ま、 コロナによる影響をダイレクトに受けてい ないのではないかと、え、推察しました 。で、先ほどの2時点による比較を7時点 で見た時、え、事務従事者は各調査によっ て有意さは、え、かなりことが分かります 。この前に近い、え、真ん中の区間は 2021年12月1日であり、え、先ほど も紹介したように、え、あらゆる制限が 解除された、え、2021年10月の後で あることから、ま、流行前に近い値に 戻ろうとしているではないかと考えます。 一方、え、右側の、え、管理的技術、あ、 管理的職業受事者は第1回緊急事態宣言の 2020年4月16日では大きく変化した ものの、え、その後は流行前に近い形と なっています。で、真ん中の専門的、技術 的職業従事者は明確に、ま、優位とは言え ませんが、ま、全体的にコロナ前より自宅 に移住時間が、え、増加しているのが 分かります。方は、え、主婦や無職といっ た、え、非夕食者はかなりバラつきがある ように思います 。次に、え、勤務先の場合を見ていきます 。で、え、管理的職業従事者、え、以外、 え、統計的に優位に減少しており、ま、 主に接客業になる、え、サービス職業従事 者も、え、優位に減少しています。一方 管理的職業従事者は減少しているものの、 ま、明確に減少しているとは言いがいです 。これを7時点で見た時、やはり事務従事 者は自宅と同様に調査によって、え、有意 さが異なっています。また専門的技術的 職業従事者も自宅と同様に明確に優位とは 言いませんが、ま、全体的に変化はしてい ます。管理的職業従事者は、え、事務従事 者より先に戻ろうとする傾向が、え、強い のが分かりました。 え、最後に考察などについて ですと、今回の研究でも明らかになった ように、ま、コロナによる社会的な影響と して自宅にいる時間が増加し、ま、職場に いる、え、時間が、え、減少したという 地区化の変化がありました。特にこの変化 は第1回緊急事態宣言の、え、2020年 7月16日の時点で、ま、検長であります 。この変化を時間知理学的な、え、制約の 概念でと考えると感染症対策は権威の制約 になり得ると考えられます。外出移動を することが、え、悪とされ、自宅にとまり 生活することが、ま、正義になるという ような、ま、移動しない風潮によって、ま 、このような変化が起きたのではないかと 考えています。この中でもこのこの中で あってもあらゆる制限が解除された 2021年12月1日時点では管理的職業 従事者などが、ま、勤務先に戻ろうとする という傾向、え、が、え、傾向という場面 もありました。このような状況を考めると 、ま、コロナという自然災害、え、という よりも感染症対策という、ま、社会的な 影響によって自空間変化をしたのではない かと考えています 。そして、ま、ポストコロナ時代において もオンライン活動の浸透であったり、ま、 15分都市といった、ま、最低限の移動で 生活を、え、可能に可能とさせる動きが、 え、記念では見られます。で、ま、既でに そうなりつつありますが、ま、最終的には 移動しなくとも生活が可能となる、え、 ようなそのような状況が来した時に、ま、 移動前提とした、ま、行動地理であったり 時間地理というのは移動しなくても活動を しているという状況どう捉えるべきか、え 、今後重要な跡になるのではないかと、え 、自分は考えています 。一応エクスプロダトリーを主張して 良かった点を上げてきます。大事は、ま、 論文受けがいいシンプルなグラフが、え、 簡単に作成できる点です。で、その上ブ 形式で管理できるので情報も結構整理し やすかったです。ま、なんかグループ化と かできたら結構より良かったのかなとは 思いました 。第2は公式ドキュメントが、ま、豊富で あった点です。で、ソフトの機能や事例 などだけではなく、ま、純粋に統計学の 知識も提供されているため、ま、統計学、 え、小学者にとってはありがたかったです 。で、最後にステップブランチ機能です。 これは、ま、実際に分析する時にもしこう だったらというのを、ま、手軽に試せる上 、ま、その状態を保持してくれるので、ま 、まさに探索的、まさに探索的、え、挑戦 的に分析することができるなと感じました 。最後に、えっと、研究課題はスライドで 示している通りです。言い訳になっちゃう かもしれないです。 とで主張したデータがかなり汚かったので、ちょっと整形するようにかなり時間かかり、あまりじっくり分析が行えなかったので、今後はちょっと本格的に分析していけたらいいなと思います。以上です。ご成聴ありがとうございました。 [拍手]

2025/3/28(金)に開催したExploratory ユーザー会 #35の駒澤大学の大塚 静空 様の録画です。

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