台湾株と台湾ドルが2日の取引で急伸している。米国と中国の通商対立が緩和に向かう兆しや、米ハイテク企業の好決算を受け、台湾の半導体輸出の見通しが明るくなった。
台湾ドルは一時2.7%高の1米ドル=31.14台湾ドルと、2011年1月以来の大きな上昇を記録。台湾株の指標、加権指数も2%を超える値上がり。

中国が米国との貿易協議の可能性を検討していると発表したことで、世界貿易の見通しが改善し、台湾の通貨と株式に追い風となった。また、台湾の輸出企業による大量の米ドル売りも台湾ドルを支える要因となったと為替トレーダーは匿名を条件に述べた。
オーバーシー・チャイニーズ銀行のストラテジスト、クリストファー・ウォン氏は「アジアの他通貨に追随する形で台湾ドルが上昇し、複数の重要なサポートラインを突破したことで米ドル売りが活発化した」と指摘。「台湾ドルの急上昇が市場参加者の予想を上回り、それがさらに米ドルから台湾ドルへの換金を加速させた」と話した。
原題:Taiwan’s Currency, Stocks Surge on Hopes of Better US-China Ties(抜粋)

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