
5月1日、米連邦最高裁判所のジャクソン判事(写真)は、トランプ大統領や政権高官の裁判官への攻撃は「無作為」でなく、「司法を威嚇するための意図された」ものだと述べた。ワシントンで2月撮影(2025年 ロイター/Jacquelyn Martin)
[ワシントン 1日 ロイター] – 米連邦最高裁判所のジャクソン判事は1日、トランプ大統領や政権高官の裁判官への攻撃は「無作為」でなく、「司法を威嚇するための意図された」ものだと述べた。
今年3月、ロバーツ最高裁長官は、トランプ氏が連邦地裁判事を「弾劾すべき」と主張したことに異例の反論を行った。
ジャクソン氏は、バイデン前政権で指名された黒人女性として初の最高裁判事。プエルトリコで開かれた裁判官の会議で「攻撃は無作為ではない。われわれを威嚇するために計画されたようだ」と述べた。
トランプ政権は、政権の施策の一時差し止めなどを判決を無視する行動が散見される。
ジャクソン氏は「脅迫や嫌がらせは、民主主義や政府システムに対する攻撃だ。最終的には、憲法と法の支配を弱体化させる恐れがある」と述べた。トランプ氏を名指しはしなかったが、「the elephant in the room(誰もが認識しているがあえて触れない問題)」と言及した。
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