サッカーのスペイン1部レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ氏(写真)がブラジル代表監督に就任する可能性が高くなったと、米ESPNが情報筋の話として28日に伝えた。スペインのセビリアで26日撮影(2025年 ロイター)
[29日 ロイター] – サッカーのスペイン1部レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ氏(65)がブラジル代表監督に就任する可能性が高くなったと、米ESPNが情報筋の話として28日に伝えた。
アンチェロッティ氏とブラジル・サッカー連盟(CBF)の間で正式な合意には至っていないが、ここ最近の話し合いで代表監督を引き受けるのではないかと前向きな見方が広がっている。情報筋の話では、同氏がCBFに対し、就任に向けた準備に着手してもよいと伝えたという。
CBFは以前からアンチェロッティ氏の招聘(しょうへい)を望んできたが、同氏が2026年6月まで契約しているレアルから引き抜くことができず、約1年間2人のコーチが代理を務めていた。昨年1月にドリバウ・ジュニオール氏が代表監督に就任したものの結果を出せず、今年3月に解任されていた。
ESPNによると、アンチェロッティ氏は今季限りでの契約解除に向けてレアルのフロレンティーノ・ペレス会長と話し合いをする予定。CBFはレアルの今季リーグ戦最終戦の2日後となる5月26日にもアンチェロッティ氏がリオデジャネイロ入りすると見込んでいるという。
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