日本生活協同組合連合会は、インドの綿農家とその子どもたちを支援する「PEACE BY PEACE COTTON PROJECT」に協賛し、2025年度協賛付き4商品の販売を5月12日から順次開始する。
飲料用給水施設(左、中上)、男女別のトイレ(中下、右)
日本生協連の通販部門、生活雑貨・衣料のカタログ「くらしと生協」は、繊維商社の株式会社ヤギと協業し、インドの綿農家と子どもたちを支援するため、売上の一部を「PEACE BY PEACE COTTON PROJECT」に寄付する取り組みに2022年度から協賛している。これまで、積み立て協賛金を用いて、現地の学校5校へ約500冊の書籍や教材を提供した。
2024年には、提供物の活用状況確認と現地の学校の要望のヒアリングのため「くらしと生協」スタッフが現地を訪問し、インドの学校にはトイレや飲料用給水設備が無いなど切実な問題を目の当たりにした。ただ設置するだけではなく、施設設置後の維持も課題であったため、何度も現地と話し合いを重ね、「くらしと生協」では、2024年度の活動として「Saraswati Sishu Bidyamandir(学校名)に、トイレ施設と飲料用給水所施設建築プロジェクトを推進し、2025年3月に完成した。
2025年夏には、Tシャツやカーディガン等計8商品を対象商品として販売。このうち4商品を5月12日から「くらしと生協」カタログ、「まいにち着る服」チラシ 2025盛夏号などで販売する。

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