[東京 28日 ロイター] – さくらインターネット(3778.T), opens new tabが28日発表した2025年3月期連結決算は生成AI(人工知能)関連の需要増でGPUクラウドサービスが伸長し、収益が過去最高となった。売上高は前年比43.9%増の314億円、営業利益は約4.6倍の41億円、純利益は4.5倍の29億円だった。

26年3月期はデジタルインフラへの積極投資や人材採用の強化が営業利益の減益要因になるとみている。売上高は前年比28.6%増の404億円、営業利益は同8.3%減の38億円、純利益は同18.3%減の24億円を見込む。配当予想は前期比1円増の5円とした。

さくらインターネットはAI開発関連で政府助成の対象となっている。23年には国や地方などの行政機関が利用するクラウドサービスの基盤となるガバメントクラウド(政府クラウド)の提供事業者に、日本企業として初めて選定された。

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