[シドニー 28日 ロイター] – オーストラリアは28日、16歳未満の子どもの交流サイト(SNS)
利用を禁止する法案を承認した。試験運用は来年1月から開始され、1年後に施行される予定。
11月29日、 米IT大手、メタが同社の交流サイト(SNS)「フェイスブック」や「インスタグラム」を利用する子どもの精神衛生上のリスクがあることを知っていたことを示す内部メールを元社員のフランシス・ホーゲン氏が2021年に告発して以来、世界の指導者らはソーシャルメディアが若者の心を虜にするのをどう抑えるかを巡って苦悩してきた。写真は28日、メルボルンで自分のスマホを見る高校生(2024年 ロイター/Asanka Brendon Ratnayake)
この法案は、「インスタグラム」「フェイスブック」を運営する米メタ・プラットフォームズ(META.O), opens new tabや、動画投稿サイト「TikTok(ティックトック)」を運営する中国の字節跳動(バイトダンス)などのテック企業に対し、子どもがアカウントを作成できないような措置を講じることを義務付ける。違反した企業には最高4950万豪ドル(3200万米ドル)の罰金が科される。
SNS利用を巡る若者の精神衛生への影響が懸念される中、可決された同法案は、プライバシー擁護団体や一部の児童権利団体から反対の声が上がっていた。一方で、最新の世論調査からは国民の77%がこの措置を望んでいたことが明らかになっている。
メタの広報担当者は、オーストラリアの法律を尊重するとした一方で、このプロセスを「懸念している」とし、「証拠や若者の声をしっかりと考慮せず、法案通過を急いだ」と指摘。法案に関連する全ての規則について建設的な協議を行い、若者が使用するSNSの全てのアプリに規則が一貫して適用されるようにすることが今後の課題だとした。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab
WACOCA: People, Life, Style.