四半世紀に渡り、体験的に研究してきた武士道を次世代に伝えていきたい。
私は1級翻訳士(英語、政経・社会)及びTOEIC 930点保持者、法学士として、外務省外部翻訳官及び裁判所外部通訳官、警察外部通訳官を務めながら、通翻訳事務所を経営し、また、専修学校法人の大学予備校にて進路指導及び英語指導を行ってまいりました。令和元年には皆様のご協力を得て「扉のムコウ」という1990年代後半の学生時代の海外旅行記を出版いたしました。こちらは単なる旅行記ではなく、歴史問題やスピリチュアルも扱う内容となっており、国立国会図書館や靖國神社偕行文庫などにて所蔵されております。伯父は長男ながらも徴兵に応じ、日中戦争にて戦死し、金鶏勲章を受典されており、私は靖国神社に崇敬会員及び遺族として登録されております。
https://readyfor.jp/projects/anotherworld
私はまた、日本拳法と大東流合気柔術の道場「熊ヶ嶽道場」を主宰しております。「熊ヶ嶽」とは江戸時代に京相撲及び江戸相撲で活躍し、人吉藩で相撲師範を務めた黒木松次郎という、佐々木源氏として鎌倉時代より地頭職を務めていた父方の先祖の一人の四股名です。日本拳法は大学から、大東流合気柔術は大学卒業後から始め、かれこれ約四半世紀経ちました。現在、日本拳法は五段、大東流合気柔術は二段です。
大東流合気柔術は武田時宗宗家の直門である故西龍一郎先生がお亡くなりになる前に「それぞれでやりなさい」ということでしたので、大東流合気柔術時宗会の師範の一人として、兄弟子たちと連絡を密にしながら活動しております。日本拳法は現在、熊本県日本拳法連盟会長・理事長として公益財団法人熊本県スポーツ協会及び熊本県武道協議会に加盟し、ボランティアで活動を行っております。
https://www.facebook.com/nipponkempokumamoto/
https://www.facebook.com/kumagadakedojo/
現在でもお世話になっている高千穂の荒立神社の興梠武重宮司からは柳生新陰流棒術の手ほどきを受けこともあります。
ある日突然、フランスから出稽古の要請を受け、日仏異文化交流会をボランティアで主催する。
フランス柔術護身術学校からFacebookを通じて令和5年に出稽古の要請を受け、私たちは遠路はるばるフランスから来日されるのに、単なる武道の稽古だけで終わらせのは失礼ではないかと考え、「日仏異文化交流会」と銘打ち、禅寺での座禅会、細川邸訪問、霊巌堂参拝、茶道稽古、熊本市長表敬訪問、記念式典、着付け体験、珈琲アロー及び熊本城訪問などをボランティアで行い、帰路は福岡空港までお見送りしました。
翌年には上記学校会長及び夫人を熊野古道へと案内する。
その後も帰国報告などを受け、やり取りは続いておりましたが、令和6年に上記学校会長及び夫人が再来日された際には、大阪市内の滞在先までレンタカーでお迎えに上がり、玉置神社及び天河大辯財天社、高野山といった熊野古道を案内して参りました。その際にも上記会長から来仏のお誘いがありましたが、多忙を理由にお断りしておりました。
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いつの間にかフランス武道祭のメインゲストとなる
ある日、グレーシー柔術の道場を主宰されている上記会長の先輩(上記会長と共に令和5年に来日)から個人的に連絡があり、「グレーシー柔術バラのゴッドファーザーが来るから是非来てほしい」という案内を頂きました。しばらく迷っておりましたが、2度目の連絡を受け、渡仏を決心し、承諾の返事を送りました。念のために上記会長にも連絡を取ったところ、歓迎のお返事でした。
すると、どうでしょう。フランス武道祭のポスターが送付され、私はメインゲストのうちの1人となっていました。
https://www.facebook.com/ADJJGracieJJBYonne
https://www.facebook.com/jujitsu.france
円安に加えてフランスの物価高騰で学生時代の約6倍の物価に眩暈がする。
しかしながら、あくまでもボランティア活動であり、円安に加えてフランスの物価高騰もあり、私が学生時代の感覚からすれば、当時の6倍ほどの物価となっています。いくらホームステイとなるにしても、自費で渡仏するのはかなり大変なことです。ストとロストバッゲージでの活動中止を避けるために日頃からお世話になっているANAの直行便で行くとすると、2ヵ月前の予約でさえ、エコノミー往復航空券だけでも国内線を含めて40万円(現地ですぐに動けるよう個人的にマイルでプレエコにアップグレードの予定)ほどします。加えて、往路は早朝便、復路は深夜便のため、渡航前後で東京に1泊し、仕事も2週間ほど休む必要があります。
加えて、今回の渡航目的は上記武道祭や上記会長のパリ道場での武道指導を通じてフランスや世界に武道を広めるだけでなく、彼らと交流することでもあります。出来たら、パリ観光だけでなく、南仏やロンドンにまで足を延ばし、その交流の中で、フランス及び各国の少子化対策や農業対策、移民対策などについても話が聞けたら思っております。
更にこうした交流によって、今度はその世界各国の方々に来日して頂き、武道稽古や観光を通して、日本への理解を深めて頂けたら、今回の渡仏は最高の機会になると思いました。こういった形式の観光は「武道ツーリズム」としてスポーツ庁でも推進されているもので、今後、地方での健全なインバウンドを推し進める上で不可欠なツールとなっています。
https://sporttourism-japan.com/budo.html
そこで今回の渡仏を諦める、あるいは、現地滞在費用(特に交通費)を切り詰めるのではなく、何か資金調達手段を探すべきだと考え、考えに考えた結果、成立経験のある(株)Readyfor様でのクラウドファンディングを思い出し、皆様に再度お願いをしようと思い立ったのです。
武道指導及びフランス視察への飽くなき情熱からハードスケジュールを組む。
フランスはブルゴーニュでのフランス武道祭に来賓として参加し、2日間、ヨーロッパ各国から集まる武道愛好家たちに日本拳法と大東流合気柔術を指導します。その前後約3日間、パリにあるフランス柔術護身術学校で同様に日本拳法と武道を指導します。
空き時間では、パリでは約3日間で、オペラ座やルーブル美術館、ソルボンヌ大学、カフェ・ド・フロールなどを1区から順に徒歩や地下鉄・バスで回り、ヨーロッパ最大級の歴史的観光都市を見聞する予定です。出来れば治安が悪いといわれる18~20区まで見て回りたいので、スリや詐欺などの犯罪にも極力気を付けるために、防犯グッズも新調していきます。
そして、ブルゴーニュでは約1日で、「ロマネコンティ」や辛口白ワイン「シャブリ」などワインの世界的名産地でもあるので、ワインをキーワードに歴史文化を探求します。ブルゴーニュはまた、「フランスの食糧庫」とも言われる農業地帯でもあるので、フランスにおける農業問題解決策についてもインタビューを試みます。
再度、パリに戻り、前半で尋ね損ねた観光名所を約3日で巡ります。その中で日本が抱える少子高齢化問題や移民問題、農業問題などの解決策を得るために、同様の問題を抱えながらも解決しつつあるフランスの対応策をインタビューなどの形式を取りながら探って行くつもりです。
時間及び資金に余裕があれば、エールフランス国内線及びTGVで南仏にまで足を延ばし、ゴッホが晩年を過ごしたアルルや熊本市の交流都市であるエクサンプロヴァンス市、映画祭開催中のカンヌを訪れ、フランスの芸術を鑑賞したり、ユーロスターでドーバー海峡を渡り、ロンドンにてEUを離脱したイギリスの現状を探ろうと思っております。
その結果はこちらの活動報告だけでなく、その詳細は自身のYoutubeなどのSNSでも発信する予定です。
https://www.youtube.com/@tokitabi.translator
「武道ツーリズム」の普及でインド太平洋地域の平和に貢献したい。
今回のプロジェクトの展望・ビジョンは「武道ツーリズム」による異文化交流の促進及びインバウンドによる日本経済の活性化です。「武道ツーリズム」という善良な外国人による武道を通じた日本観光、健全な形でのインバウンドを推し進め、東京などの大都市だけでなく、熊本などの地方都市も活性化し、日本国の再生に繋がれば幸いです。そして、日本国への健全な理解を世界に広めることで、日本の安全保障に寄与し、少なくともインド太平洋地域の平和に貢献出来たらと思っております。
〇本プロジェクトでのご支援は税額控除の対象となりませんのでご注意ください。
〇本プロジェクトは日本国外在住の方からもご支援頂けますが、各種郵送の必要のあるグッズ類について、国外への郵送はいたしかねますことを予めご了承ください。なお、日仏異文化交流会記念式典などにお越し下さる場合には、会場にて直接グッズ類をお渡しさせて頂きます。
〇プロジェクト成立後、天災等やむを得ない事情(緊急事態宣言などコロナウイルスによる影響を含む)により参加できなかった場合、頂いた浄財は代替使途(日仏異文化交流会など)に使用いたします。
〇第一目標金額達成後の返金・キャンセル・リターンの変更等は一切できませんので、ご了承の上ご支援ください。
〇支援完了時に「応援コメント」として頂いたメッセージは、本プロジェクトの新着情報やSNS等の発信などに利用させて頂く場合がございます。
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