4月25日、ブルームバーグはトヨタ自動車の豊田章男会長(写真)を含むトヨタ創業家が豊田自動織機に非公開化を前提とした買収提案を行ったことが分かったと報じた。バンコクで2023年撮影(2025年 ロイター/Athit Perawongmetha)
[東京 26日 ロイター] – 複数のメディアは25日、豊田自動織機(6201.T), opens new tabが株式非公開化を検討していると報じた。ブルームバーグなどによると、トヨタ自動車(7203.T), opens new tabの豊田章男会長を含むトヨタ創業家が、非公開化を前提とした買収提案を行ったという。
報道によると、豊田織機は提案を受けて特別委員会を組成した。トヨタなどが出資する特別目的会社を立ち上げ、豊田織機に対して株式公開買い付け(TOB)を実施して買収する案が浮上しているという。買収総額は5─6兆円規模となる可能性があると報じられている。
トヨタ広報は報道を受けて、同社が公表したものではないとした上で「当社が保有するトヨタグループ株式については常に最適なあり方を検討しているが、現時点で決定したものはない」とコメントした。
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