
アップルは米国向け全「iPhone(アイフォーン)」の組み立てを、早ければ来年にもインドに移すことを計画している。写真はワシントンのアップルストアで2019年5月に撮影(2025年 ロイター/Clodagh Kilcoyne)
[ベンガルール 25日 ロイター] – アップル(AAPL.O), opens new tabは米国向け全「iPhone(アイフォーン)」の組み立てを、2026年末までにインドに移すことを計画している。関係筋がロイターに明らかにした。
米中貿易戦争の影響により、iPhoneの生産拠点を中国から移転する計画を加速させる。
関係筋によると、アップルはiPhoneの組み立てを請け負っている台湾・鴻海精密工業傘下の富士康科技集団(フォックスコン)やタタと協議を行っているという。
アップルとフォックスコン、タタのコメントは得られていない。
アップルは米国で年間6000万台以上のiPhoneを販売しており、その約80%は現在中国で製造されている。
インドのモディ首相は近年、同国をスマートフォン製造のハブとする計画を推進しているが、他の多くの国に比べて携帯電話部品の輸入関税が高い。iPhoneの場合、インドでの製造コストは中国よりも5─8%、場合によっては10%も高いという。
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