「検察は権力乱用」、在宅起訴の文元韓国大統領が非難

 4月25日、韓国の文在寅元大統領は、検察が政治的になり、権力を乱用していると指摘し、その最たる例が自身を収賄罪で在宅起訴したことだと述べた。写真は2020年ドバイ万博の「韓国の日」式典でスピーチする文在寅元大統領。2022年1月撮影(2025年 ロイター/Christopher Pike)

[ソウル 25日 ロイター] – 韓国の文在寅元大統領は25日、検察が政治的になり、権力を乱用していると指摘し、その最たる例が自身を収賄罪で在宅起訴したことだと述べた。

検察は、文氏が娘婿(当時)の採用に関連して賄賂を受け取ったとして24日に在宅起訴した。 もっと見る

文被告は、禹元植国会議長との会談で、自身の起訴は不当で、検察はあらかじめ決められた方向に事件を扱っていると非難し、「自分の身の潔白を明らかにするだけでなく、検察の権力濫用と政治化についてきちんと明らかにし、国民に知らせることに注力するつもりだ」と語った。

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Seoul-based reporter covering the Koreas with a focus on South Korean politics, North Korea’s missile tests and the K-pop industry. Before joining Reuters, he worked at The Korea Herald.

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