欧州中央銀行(ECB)のチーフエコノミストを務めるレーン理事は、米国との貿易摩擦を理由にユーロ圏がリセッション(景気後退)に陥る可能性は低いと述べた。

  トランプ米大統領の関税がユーロ圏の景気拡大を抑えると見込まれるものの、ユーロ圏には他の貿易相手もあり、自動的に景気が落ち込むわけではないと指摘。

  レーン氏は24日、ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、経済成長予測の「引き下げはある。だが、引き下げ幅はそれほど大きくないと言っておくことが重要だ。引き続き、プラスの成長になる」と語った。

  ECBは現在、今年のユーロ圏経済成長率を0.9%と予測している。

  金利を大幅に動かす選択肢について、レーン氏は「理念として、われわれはいかなる金利の道筋も事前に約束しない」と述べつつ、ECBの動きが「常にデフォルトの25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)になると断言する理由はない」と説明した。

原題:ECB’s Lane Doesn’t Expect Trade Fallout to Trigger Recession(抜粋)

WACOCA: People, Life, Style.