公開日時 2025年04月24日 05:00更新日時 2025年04月24日 15:26

カナダと米国から14人「真の空手の精神学べる」 上地流の道場で稽古 沖縄
沖縄空手道協会上地流の海外門下生ら(後列右から4人目まで)と仲程力名誉会長(前列左から2人目)、山城博邦会長(同3人目)ら協会幹部=15日、沖縄市の琉球新報中部支社

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梅田 正覚

【中部】沖縄空手道協会上地流(本部・沖縄市、山城博邦会長)の各道場にカナダと米国の海外門下生計14人が稽古に訪れた。海外門下生らが15日に沖縄市の琉球新報中部支社を訪れ、沖縄で空手を学ぶ魅力や意義を語った。

 海外門下生らは3月30日から4月18日の間、中南部の道場で本場の空手を指導してもらった。各道場主は稽古のほか、沖縄の文化や歴史についても門下生に伝えた。

 米マサチューセッツ州から訪れたクインビー・チャールズさんは「沖縄では真の空手の精神を学べる」と意義を語った。

 カナダのアルバータ州からは4人が支社を訪問。ジェラット・サガンさんは「世界の中で最も良い稽古が受けられる。鍛えられて体が痛いよ」と笑った。クリスチャン・マヒナさんは「空手の先生から沖縄に行って学んでくるよう勧められた。沖縄に来られて、とても幸せ」と語った。タミー・フレイディさんは「私にとって沖縄は故郷のように感じ、ここに来ると心の安らぎを感じる」と話した。

 山城会長は「海外空手家は空手発祥の地の沖縄で稽古を受けることを夢としている。沖縄の文化や自然、歴史も伝えていく」と強調した。 (梅田正覚)

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