プーチン氏、オマーン国王と会談 イラン核プログラム協議

 4月22日、ロシアのプーチン大統領(写真右)は22日、訪問中のオマーンでハイサム国王(左)と会談し、イランの核プログラムについて協議した。写真は22日、モスクワで代表撮影(2025年 ロイター)

[モスクワ 22日 ロイター] – ロシアのプーチン大統領は22日、訪問中のオマーンでハイサム国王と会談し、イランの核プログラムについて協議した。インタファクス通信がウシャコフ大統領補佐官(外交担当)の発言として伝えた。

米国はイランの核プログラムについて核兵器開発が目的とみており、トランプ大統領がプログラム停止に向けて合意を模索し、オマーンは両国の仲介に当たっている。

ウシャコフ氏は「イランと米国の代表者間による交渉の進捗状況について協議した。結果を注視していく」と説明。

その上で「イランの担当者と緊密に連絡を続けている。可能な範囲で支援する」と述べたという。

トランプ氏は、合意に達しなければイランを爆撃すると警告。イランは核兵器開発を否定している。

ロシアは1月にイランと戦略的パートナーシップ条約に署名したが、同時にトランプ政権との関係改善も模索している。

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