宮城から日本をリードするDX(デジタルトランスフォーメーション)関連スタートアップの創出を目指し、2月10日に「Miyagi Pitch Contest 2025」を開催しました。
当日は、デジタル技術を活用して社会課題の解決に挑むスタートアップが県内外から集まり、著名な経営者や投資家等で構成する審査員や、多数の観客の前で6分間の熱いピッチを繰り広げました。
コンテスト終了後には交流会を開催し、登壇者や審査員のほか、投資家や事業会社、支援機関などが交流を深め、会場は大いに盛り上がりました。
コンテスト結果
賞名(賞金)
登壇者
概要
第1位(100万円)
宮城県知事賞
(事業支援900万円)
松本 拓朗
細隙灯顕微鏡検査をAI技術で自動化したデバイス。非眼科医や医療スタッフでも簡単に操作でき、患者が目に当てるだけで高精度な眼科疾患のスクリーニングが可能で、医療過疎地域や高齢者施設でも目の健康を守る。また、オンラインで眼科医に相談できる仕組みを提供する。
第2位(50万円)
(株)Kiva
全てのwebサービスにコードを一行追加するだけで、即時にウェブアクセシビリティ機能をサポートできるツール。視覚や聴覚に障害がある方や高齢者などに、快適なウェブアクセスを提供する。
第3位(30万円)
バイオソノ(株)
喉の音と音響分析AIを用いて高齢者の食事を自動観察するプロダクト。誤嚥をはじめ食事に起因して亡くなる高齢者は多く、介護事業所に大きな負担である食事介護をサポートする。
特別賞
Macbee Planet賞
(30万円)
(株) 築
3Dソフトを用い、3Dプリンター建築を設計段階から一貫化して業務プロセスを大幅に改善。資材の浪費や環境負荷、必要な人員を抑えた迅速な建設を実現し、人材育成により全国展開する。
特別賞
ポケットサイン賞
(30万円)
(株)キューテスト
予約、顧客、従業員、売上等を管理できるベビーシッター家事代行法人専門のSaaS。東北大学病院産婦人科と連携し開発しているAIにより産後うつのリスクアラートを実装していく。子育てを「頼る」インフラを創る。
オーディエンス賞
(県産品10万円相当)
(株)キューテスト
※ 来場者、オンライン配信視聴者(192人)による投票の最多獲得者に贈呈
当日の様子
村井知事による開会宣言
ピッチの様子
優勝者
松本 拓朗さん
第2位
(株)Kiva 野尻 航太さん
第3位
バイオソノ(株) 遠山 賢さん
特別賞(MacbeePlanet賞)
(株) 築 五十嵐 里香さん
特別賞(ポケットサイン賞)・オーディエンス賞
(株)キューテスト 中原 絵梨香さん
審査員による講評
交流会の様子
アーカイブ配信
URL:https://www.youtube.com/live/xAfMTpJIusE?si=LbeK92pAFqo1oL3O(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
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