
4月17日、ロシアはアフガニスタンを支配するイスラム主義勢力タリバンのテロ組織指定を解除した。写真は2024年8月、カブール奪還3周年の街頭活動を行うタリバンのメンバー(2025年 ロイター/Sayed Hassib)
[モスクワ 17日 ロイター] – ロシアは17日、アフガニスタンを支配するイスラム主義勢力タリバンのテロ組織指定を解除した。同国指導部との関係正常化に道を開く動きだ。
米軍撤退に伴って2021年8月に権力を掌握したタリバンの暫定政権を承認している国は今のところないが、ロシアは徐々に関係を築いており、プーチン大統領は昨年、タリバンは今や「テロとの戦い」における同盟相手だと発言した。
ロシアは03年、タリバンをテロ運動として非合法化。国営メディアによると、最高裁判所は17日、タリバンに対する活動禁止措置を即時停止した。
ロシアはアフガニスタンから中東に至る一連の国を拠点とするイスラム過激派組織による安全保障上の脅威に直面しており、タリバンと協力する必要があると考えている。
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