サポーターが放った、魂の叫び

いわてグルージャ盛岡は第4節から3連敗を喫した。

昇格をマストとしたチームにとっては痛い連敗であることは言うまでもない。

 

「勝つサッカーが観たいんだよ!」

 

第6節、ホームでのアトレティコ鈴鹿戦に敗れた試合の後、ゴール裏から聞こえてきた言葉だ。

これはサポーターならば誰しもが持つ、偽らざる本音であろう。昨季、いわてグルージャ盛岡はJ3でわずか5試合しか勝ちがなく、勝利に飢えるのは当然だ。

 

今季は降格し、カテゴリーがJFLとなった。ただし、カテゴリーが下がったからと言って簡単に勝てるわけではない。だが、勝つことは順位的にも、サポーター心理的にも、流れや勢い的にも、そしてメディアへの露出や集客増の意味でも重要極まりない。

 

クラブとしての立場と状況を考えれば、目の前の勝ちにこだわるのは当然ながら大前提となる。しかし一方では、

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