米インテル、AI半導体の輸出許可必要と中国顧客に通知=FT

 米半導体大手インテルは中国の顧客に対し、一部の人工知能(AI)向け先端半導体について輸出許可が必要になると通知した。写真は、コンピューターの基盤とインテルのロゴ。 2024年1月、ボスニア・ヘルツェゴビナのサラエボ市で撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)

[16日 ロイター] – 米半導体大手インテル(INTC.O), opens new tabは中国の顧客に対し、一部の人工知能(AI)向け先端半導体について輸出許可が必要になると通知した。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が16日報じた。15日には米エヌビディア(NVDA.O), opens new tabがAI向け半導体「H20」を巡り、輸出許可が必要になると米政府から通知があったとし、55億ドルの費用を計上すると明らかにしていた。 もっと見る

FTによると、インテルは先週、DRAM帯域幅が計1400ギガバイト(GB)/秒以上、入出力(I/O)帯域幅が1100GB/秒以上、または両方の合計が1700GB/秒以上の半導体は中国への輸出に許可が必要になると顧客に伝えた。

インテルの「ガウディ」シリーズやエヌビディアのH20はこれらの要件をはるかに上回るという。

インテルはロイターのコメント要請に応じていない。

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