中国主席がカンボジア入り、歴訪最後も「保護主義」反対繰り返す

中国の習近平国家主席(写真左)は17日、東南アジア3カ国歴訪最後の訪問先となるカンボジアに到着した。ノロドム・シハモニ国王と17日撮影、提供写真(2025年 ロイター/Agence Kampuchea Press)

[17日 ロイター] – 中国の習近平国家主席は17日、東南アジア3カ国歴訪最後の訪問先となるカンボジアに到着した。地元メディアに同日掲載された寄稿では「覇権主義」と「保護主義」への反対を呼びかけ、これまでに訪問したベトナムとマレーシアへのメッセージを繰り返した。

カンボジアは米国に対する衣料品・履物の主要輸出国で、米国からは7月までの「相互」関税停止前に49%の関税をかけられた。

カンボジア財務省の報道官は習氏が首都プノンペンに到着する前日、ロイターの取材に応じ、同国で最も野心的なインフラプロジェクトである180キロに及ぶ「フナン・テチョ運河」への経済的支援を中国が発表することを期待しているかという質問に「インフラ整備を含め、さらなる協力を期待している」と答えた。

プノンペン近郊に自身の名を冠した道路がある習氏は、中国の過去のインフラプロジェクトが経済的にプラスの効果をもたらしたと称賛。カンボジアの発展を「揺るぎなく支援」し続けると約束する一方、具体的なプロジェクトについては新たに言及しなかった。

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習氏は、両国間には「鉄壁の友情」があると強調。一方で、カンボジアに対してオンライン詐欺を取り締まるようにも求めた。

カンボジアの詐欺拠点は中国のギャングによって運営されていることが多く、中国人も被害者になったり、働かせられていたりしている。

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