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Ansa

掲載日

2025年4月16日

イタリアのファッション小売企業Ovsは、2024会計年度を好調に終え、売上高は前年比6.2%増の16億3,100万ユーロ。調整後EBITDAは1300万ユーロ増の1億9530万ユーロ、調整後純利益は7590万ユーロ増の7790万ユーロ。Ovs社はまた、1年間で6,860万ユーロの現金を生み出しました。

ステファノ・ベラルド、Ovs社CEOステファノ・ベラルド、Ovs社CEO – DR

2025年1月31日現在、Ovsの財務レバレッジ比率はEBITDAの0.8倍を維持。この1年間で、配当を通じて2,530万ユーロを株主に還元し、4,610万ユーロの株式を買い戻しました。

新コレクションに対する市場の反応は上々で、2025年第1四半期の売上高は前年同期とほぼ同水準。

今後の見通しとして、取締役会は次回の株主総会で1株当たり0.11ユーロ(57%増)の配当を提案する予定。取締役会はまた、現行の自社株買い計画を1,000万ユーロ延長することも承認しました。

ステファノ・ベラルド最高経営責任者(CEO)は、新製品への取り組みや店舗の拡大、より一般的な季節の天候への回帰などに支えられ、2025年には売上高が増加する見込みであると述べました。ベラルド最高経営責任者(CEO)は、新商品の投入や店舗の拡大、より一般的な季節的天候の回復などにより、2025年の売上高が増加する見込みであると述べました。

ベラルド氏はまた、世界的な貿易力学についても言及し、Ovs社はアメリカ市場で事業を展開していないため、アメリカの関税に直接さらされることはないと説明。しかし、アジア諸国に対する関税によって、サプライヤーは欧州の顧客との取引を受け入れやすくなり、調達条件が改善されているとのこと。また、最近の米ドルに対するユーロ高も、同社にとって有利に働いているとのこと。

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