欧州では昨年、2013年以降最も広域で洪水が起き、河川網の30%が被害を受けたことが、欧州連合のコペルニクス気候変動サービスと世界気象機関の報告で15日分かった。ハンガリーのErsekcsanadで昨年9月撮影(2025年 ロイター/Marko Djurica)
[ブリュッセル 15日 ロイター] – 欧州では昨年、2013年以降最も広域で洪水が起き、河川網の30%が被害を受けたことが、欧州連合(EU)のコペルニクス気候変動サービスと世界気象機関(WMO)の報告で15日分かった。気候変動が引き続き豪雨などの異常気象を引き起こしているという。
報告書によると、欧州では洪水により335人以上が死亡し、41万人以上に影響が出た。
最大の被害を受けたのは西ヨーロッパで、24年は1950年の観測開始以来最大級の雨量を記録し、180億ユーロを超える損害が発生した。
24年は世界と欧州にとって観測史上最も高い気温を記録した年となった。地球の気温は産業革命前と比べて約1.3度上昇している。
報告書は、再生可能エネルギーの比率が欧州で24年に45%と過去最高水準に達し、大半の都市が気候変動に適応するための計画を策定しているなど、明るい兆しも指摘している。
しかし、異常気象は欧州全域で観測され、南東ヨーロッパでは史上最長となる13日間の熱波に見舞われ、スカンジナビア半島の氷河は最も速いペースで縮小、大陸全体で高温による健康被害が増加した。
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