シリアの駐ロ大使、ロシアへの亡命要請=タス通信

 シリアのジャファリ駐ロシア大使(写真)がロシアへの亡命を要請したと、ロシア国営タス通信が関係者の話として14日に報じた。2019年8月、カザフスタンのヌルスルタンで撮影(2025年 ロイター/Mukhtar Kholdorbekov)

[モスクワ 14日 ロイター] – シリアのジャファリ駐ロシア大使がロシアへの亡命を要請したと、ロシア国営タス通信が関係者の話として14日に報じた。

ジャファリ氏はシリアの国連大使を15年間務めた後、2022年に駐ロシア大使に任命された。

タスはジャファリ氏の亡命要請について、これ以上の詳細を伝えていない。

レバノンを拠点とする親イランメディアのアル・マヤディーンはその後、ジャファリ氏が報道を否定したと報じたが、詳細は明らかにしなかった。

ロイターはジャファリ氏と接触できていない。在ロシア・シリア大使館はコメント要請に応じなかった。

ジャファリ氏はアサド前政権を代表する最も著名な外交官の一人で、14年間続いたシリア内戦の間、政権を擁護し、化学兵器の使用を否定してきた。

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