アップル、第1四半期の世界スマホ市場シェア首位 日印で需要堅調

米アップルの世界スマートフォン市場シェアが第1・四半期に19%となり、首位に立った。2024年10月、英ロンドンで撮影(2025年 ロイター/Hollie Adams)

[14日 ロイター] – 米アップル(AAPL.O), opens new tabの世界スマートフォン市場シェアが第1・四半期に19%となり、首位に立った。調査会社カウンターポイント・リサーチのデータから分かった。

欧米や中国でのiPhone販売は横ばい、もしくは減少したものの、低価格帯の「16e」の投入が奏功したほか、日本やインドでの需要が堅調だった。

韓国サムスン電子(005930.KS), opens new tabの市場シェアは18%で2位。中国の小米科技(シャオミ)(1810.HK), opens new tabは3位に付けた。

市場調査会社IDCによると、第1・四半期の世界スマホ出荷台数は1.5%増加した。トランプ米大統領が打ち出す関税回避に向け、アップルが出荷を急いだことが背景にある。

カウンターポイントは、関税を巡る不確実性から、スマホ市場は今年縮小すると見込む。

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