イタリア失業率、7月は6.5% 08年以降で最低

イタリア統計局(ISTAT)が30日発表した7月の失業率は6.5%と、6月の6.9%(改定値)から低下し、2008年3月以来の低水準となった。ミラノの雇用センター、2022年撮影。(2024年 ロイター/Flavio Lo Scalzo)

[ローマ 30日 ロイター] – イタリア統計局(ISTAT)が30日発表した7月の失業率は6.5%と、6月の6.9%(改定値)から低下し、2008年3月以来の低水準となった。

ロイターがまとめた市場予想は7.0%だった。7月は差し引きで5万6000人の雇用が創出された。

5─7月の就業者は前期比8万3000人(0.3%)増。7月単月では前年同月比49万人(2.1%)増だった。

若年層(15─24歳)の失業率は前月の21.5%から20.8%に低下した。

7月の雇用増加は全て自営業者の増加によるもので、給与所得者は減少した。就職も求職もしていない非労働力人口も増加した。

ただ7月の全体の就業率は62.3%と、前月の62.2%から上昇。現行方式の統計が始まった04年以降で最高となった。

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