何千年もの間、日本の伝統や文化をつなぐ道具として使われてきた漆器。彦十蒔絵は、現代の感覚やユーモアを作品に取り入れ、先人が残した大切な思いを後世に伝えている。

大阪・関西万博のフランス館、セリーヌ

Photo: Courtesy of CELINE

また、大阪・関西万博のために特別に制作された限定の「トリオンフ」バッグにも注目したい。黒、赤、金の3色は、彦十蒔絵が特別に製作した漆芸作品から着想を得ており、この3色を組み合わせることで、日本文化の最も伝統的な価値を表している。朱色は復活と再生、黒は雅と形式、金は太陽の光と自然を意味する色。

大阪・関西万博のフランス館、セリーヌ

貴重なレザーを使用し、内側にはラムスキンのライニングが施され、梅のモチーフの金箔押しを施している。梅は、継続と長寿の吉祥を願って広く用いられてきた日本を象徴するアイコン。特別な限定品のしるしとして、それぞれのバッグにはリミテッドエディションナンバリングが施され、内側のライニングに金箔押しされている。本限定品は、万博会場での展示終了後に限られた店舗にて展示・発売を予定している。

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