トランプ氏、メキシコ輸入車に200%超の関税示唆 米で販売阻止

 米大統領選の共和党候補トランプ前大統領は13日に放送されたFOXニュースのインタビューで、メキシコからの輸入車に200%以上の関税を課す可能性を示唆し、米国での販売を阻止することが狙いだと語った。写真は米カリフォルニア州で12日撮影(2024年 ロイター/Mike Blake)

[13日 ロイター] – 米大統領選の共和党候補トランプ前大統領は、メキシコからの輸入車に200%以上の関税を課す可能性を示唆し、米国での販売を阻止することが狙いだと語った。

13日に放送されたFOXニュースのインタビューで、「200でも500でも構わない。彼らが1台も売れないような数字を出すつもりだ」と指摘。メキシコが米国の自動車会社に打撃を与えることを望まないとした。

トランプ氏は大統領に返り咲いた場合、国内自動車産業を支援するため、輸入車・トラックに100%の関税を課すと公約してきたが、ウィスコンシン州ジュノーで先週開いた集会で、この数字を倍に引き上げた。 もっと見る

トランプ氏はFOXニュースに対し、200というのは一つの数字として使っているとし、「彼らの車は欲しくない。国境のすぐ向こうに工場を建設し、何百万台もの車を米国に販売し、デトロイトをさらに破壊することを許すつもりはない」と述べた。

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