EU 報復関税の発動「90日間停止」交渉による解決進める方針
(TBS NEWS DIG)
EU=ヨーロッパ連合の執行機関EU委員会は、アメリカからの輸入品の一部に対し、15日から発動するとしていた報復関税を「90日間停止する」と発表しました。
EU委員会のフォンデアライエン委員長は10日に発表した声明で、「まずは交渉を進めたいと考えている。対抗措置の発動を90日間停止する」と発表しました。
EUは、アメリカがすでに発動している鉄鋼やアルミニウムへの追加関税25%の対抗措置として、アメリカからの輸入品の一部に15日から報復関税を課すと発表していました。
EU圏内では、すでにワインの輸出が一部で停止するなど大きな影響が出ていて、輸出業者は「関税の応酬はやめてほしい」などと訴えていました。
EUは、「交渉が満足いくものでなければ対抗措置が発動する」ともしています。
WACOCA: People, Life, Style.