[ローマ 4日 ロイター] – イタリア中央銀行は4日、2025年の同国の経済成長率予想を前年比0.5%とし、昨年12月時点の0.7%から下方修正した。政府予想の1.2%を大きく下回った。
中銀によると、米国の相互関税の影響で、25─27年のイタリア経済成長率は0.5ポイント超押し下げられる見通し。これには他国の報復関税措置や、相互関税発表が国際市場に及ぼす影響は含まれていないという。
中銀は26年の経済成長率予想についても0.9%と、昨年12月の1.2%から下方修正した。
25年の消費者物価指数(CPI)は1.6%と、昨年12月の1.5%から小幅上方修正した。26年は1.5%と予想している。
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