通商担当欧州委員、米関税発動受けベトナム訪問を延期

　４月９日　欧州連合（ＥＵ）欧州委員会のシェフチョビッチ委員（通商担当、写真）は、「最新の国際情勢」を理由に今週予定していたベトナム訪問を延期した。写真は２０２４年１１月、ベルギーのブリュッセルで撮影（２０２５年　ロイター／Johanna Geron）

[ハノイ９日ロイター] – 欧州連合（ＥＵ）欧州委員会のシェフチョビッチ委員（通商担当）は、「最新の国際情勢」を理由に今週予定していたベトナム訪問を延期した。在ハノイＥＵ代表部が明らかにした。

「最新の国際情勢」は米関税の発動を意味するとみられる。もっと見る

シェフチョビッチ氏は１０日にベトナム入りし、１１日には欧州商工会議所主催のプレスイベントに出席する予定だった。ベトナム訪問は７月になりそうだという。

ＥＵ代表部は、ベトナムとの貿易フロー改善に対するＥＵの関心に変わりはないと説明。ＥＵとベトナムは２０１９年に自由貿易協定を締結した。

私たちの行動規範：トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab