4月7日、欧州連合(EU)欧州委員会のステファン・セジュルネ委員(産業政策・写真)は米国の関税に対するEUの報復措置について、「釣り合った」ものであるべきだとし、報復関税の対象からバーボンウイスキーを除外することを期待すると述べた。写真は3月、ブリュッセルで撮影(2025年 ロイター/Yves Herman)
[パリ 7日 ロイター] – 欧州連合(EU)欧州委員会のステファン・セジュルネ委員(産業政策)は7日、米国の関税に対するEUの報復措置について、「釣り合った」ものであるべきだとし、報復関税の対象からバーボンウイスキーを除外することを期待すると述べた。
欧州委員会はトランプ米大統領の鉄鋼・アルミニウム関税に対する報復関税のリストを7日夜に委員に提示する予定。
加盟国内で意見が割れているのがバーボン。EUが50%の関税を課す方針を表明していることに反発するトランプ氏は、導入された場合にはEUからの輸入アルコール飲料に200%の対抗関税をかけると脅している。ワイン輸出国であるフランスとイタリアは懸念を表明している。 もっと見る
セジュルネ氏は7日、ラジオ局フランス・アンテルに「バーボンについては、リストから除外されることを期待している。今後数時間のうちに分かるだろう」と発言。
また、EUには関税とは別に、米国に圧力をかけるためのいくつかのカードがあるとし「欧州の公開市場から米国企業を撤退させる」案を挙げた。
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