4月7日、 ドイツ次期首相への就任が見込まれるキリスト教民主同盟(CDU)のメルツ党首(写真)は、トランプ米大統領が発表した相互関税を受けて株式市場が急落していることに対応するため、ドイツの競争力確保に向けた速やかな行動が必要との認識を示した。ベルリンで3月撮影(2025年 ロイター/Christian Mang)
[ベルリン 7日 ロイター] – ドイツ次期首相への就任が見込まれるキリスト教民主同盟(CDU)のメルツ党首は7日、トランプ米大統領が発表した相互関税を受けて株式市場が急落していることに対応するため、ドイツの競争力確保に向けた速やかな行動が必要との認識を示した。
メルツ氏はロイターに宛てた電子メールで「国際的な株式・債券市場は劇的な状況にあり、今後さらに悪化する恐れがある。このため、ドイツの国際競争力をできる限り早く回復することが、かつてないほど急務になっている」と指摘。
「この問題を連立交渉の中心に位置づける必要がある」とし、減税、官僚主義の是正、エネルギー価格の引き下げを目指す同党の方針を改めて示した。
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