フランスの業界団体「全国コニャック協会(BNIC)」のモリヨン会長は4日までにロイターのインタビューに応じ、欧州連合(EU)と米国は貿易紛争を落ち着かせる必要があり、ワインなどを巻き込むべきでないとの見方を示した。写真はフランスのセゴンザックにあるワインセラーで昨年10月撮影(2025年 ロイター/Lucien Libert)
[パリ 3日 ロイター] – フランスの業界団体「全国コニャック協会(BNIC)」のモリヨン会長は4日までにロイターのインタビューに応じ、欧州連合(EU)と米国は貿易紛争を落ち着かせる必要があり、ワインなどを巻き込むべきでないとの見方を示した。
「われわれは非常に明確に市場シェアを失うだろう。われわれの地域と全経済にとって、冷や水を浴びせられるようなものだ」と語った。
トランプ米大統領は2日に相互関税を発表し、EU製品には20%を課すとしている。
仏コニャック業界は昨年10月、電気自動車(EV)を巡るEUと中国の問題のあおりを受けて、中国にも暫定関税を課された。米国と中国は仏コニャック業界にとって最も重要な輸出市場となっている。
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