イタリア当局は、3月31日にローマのテスラ販売店で発生した火災により車両17台が被害を受けたことを受け、全国のテスラ販売店における警備レベルを引き上げた。事情に詳しい関係者が明らかにした。

  関係者によると、内務省は警察署に書簡を送り、全国のテスラ販売店での警備強化を命じた。さらなる事件の標的となる可能性を当局が懸念していることを示唆する。

  同省はコメントを控えた。テスラのウェブサイトによると、イタリア国内にはミラノやフィレンツェ、トリノなどの都市に14のショールームがある。

  ピアンテドージ内相は、火災の広がり方から無政府主義者との関連の可能性を公に示唆した。

  テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、X(旧ツイッター)への投稿でローマの火災を「テロ」と呼んだが、裏付けとなる証拠は提示していない。イタリア当局は火災の原因をまだ特定していない。

  テスラ販売店は米国やドイツなど各国で破壊行為の標的となり、マスク氏がトランプ大統領の顧問を務めていることで抗議の対象にもなっている。マスク氏は「政府効率化省(DOGE)」で大規模人員削減を主導し、物議を醸している。

原題:Italy Raises Security Alert at Musk’s Tesla Dealers After Blaze(抜粋)

WACOCA: People, Life, Style.