ロシア製造業PMI、3月は48.2 約3年ぶり大幅縮小

S&Pグローバルが1日発表した3月のロシア製造業購買担当者景気指数(PMI)は48.2と、前月の50.2から低下した。2022年4月以来の大幅な縮小となり、昨年9月以来初めて拡大と縮小の分かれ目となる50を下回った。写真はモスクワで2022年11月撮影(2025年 ロイター/EVGENIA NOVOZHENINA)

[モスクワ 1日 ロイター] – S&Pグローバルが1日発表した3月のロシア製造業購買担当者景気指数(PMI)は48.2と、前月の50.2から低下した。2022年4月以来の大幅な縮小となり、昨年9月以来初めて拡大と縮小の分かれ目となる50を下回った。

生産指数は22年7月以来の大幅な落ち込み。新規受注指数は内需と輸出需要がともに低迷し、10月以来初めて、また約3年ぶりのペースで減少した。

一部の国がロシアを敬遠する中、ウクライナ戦争を継続するために軍事装備と兵器に多額の支出を行ったことで製造業が活況となった。

S&Pグローバルは「物流上の問題と鉄道輸送の遅れにより調達期間が長くなったと報告されている。しかし、サプライヤーの質悪化の程度は昨年5月以来最も目立たなかった」と分析した。

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