
3月31日の取引で、原油先物が約2%上昇し、5週間ぶり高値を付けた。2022年8月、ロシアのナホトカで撮影(2025年 ロイター/Tatiana Meel)
[31日 ロイター] – 31日の取引で、原油先物が約2%上昇し、5週間ぶり高値を付けた。トランプ米大統領がロシア産原油の買い手に関税を課すと警告したことや、対イラン攻撃の可能性を示唆しことを受け、原油供給が減少する可能性があるという懸念が強まった。
清算値は、北海ブレント先物が1.11ドル(1.5%)高の1バレル=74.74ドル、米WTI先物は2.12ドル(3.1%)高の71.48ドル。
清算値としては、北海ブレントが2月24日以来、WTIが2月20日以来の高値となる。
トランプ大統領は30日、ロシアのプーチン大統領に腹を立てていると述べ、ウクライナ戦争終結に向けた自身の取り組みをロシアが妨害していると感じれば、ロシア産原油の買い手に25─50%の関税を課すと表明。イランについては、核開発計画を巡り米国と合意しない場合、イランに爆撃を行い、二次関税を課すと警告した。 もっと見る
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