カナダ公的年金CIO、経済の多様化訴え 米関税受け

 3月4日、カナダの公的年金、カナダ年金制度投資委員会(CPPIB)のエドウィン・キャス最高投資責任者(CIO)は、米関税が発動された場合、カナダは経済を多様化し、国際競争力を高める必要があると指摘した。写真はカナダ、トロントのビジネス街で2013年1月撮影(2025 ロイター/Mark Blinch)

[シドニー 4日 ロイター] – カナダの公的年金、カナダ年金制度投資委員会(CPPIB)のエドウィン・キャス最高投資責任者(CIO)は4日、米関税が発動された場合、カナダは経済を多様化し、国際競争力を高める必要があると指摘した。

キャス氏はシドニーで開催されたビジネスサミットで「カナダが過去に行うべきだったことのひとつは経済を多様化させ、国際社会での競争力を高めるために必要なことをすることだ」と語った。

カナダの連邦政府と州政府は、米国が関税引き上げを計画していることを受け、貿易障壁を撤廃する計画に着手していると説明した。

トランプ政権は生産性向上のために複数の政策レバーを同時に動かしているようだとし、成功するかもしれないが、不快感なしに成功することはないと指摘。政策が短期的な痛みをもたらすかもしれないとトランプ氏自身が述べていることに言及し、「こうした政策レバーの組み合わせが米国でより良い結果をもたらす可能性はあるが、平たんな道のりではない」と語った。

CPPIBは約2200万人のカナダ国民の6750億カナダドル(約4657億4000万米ドル)相当の資産を運用している。

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