ウクライナのゼレンスキー大統領は、これまでに承認された米国からの軍事支援を返済しなくてはならない「ローン」とは見なしていないと述べた。3月25日、キーウで撮影(2025年 ロイター/Valentyn Ogirenko)
[キーウ 28日 ロイター] – ウクライナのゼレンスキー大統領は28日、米国から新たな鉱物資源協定の草案を受け取ったと確認した上で、これまでに承認された米国からの軍事支援を返済しなくてはならない「ローン」とは見なしていないと述べた。
ゼレンスキー大統領は記者会見で、米国が新たに提案した協定は従来の枠組みと「完全に異なる」とし、弁護士による精査が必要という認識を示したほか、ウクライナと欧州連合(EU)との統合を脅かす協定は受け入れないと強調した。
また、ロシアのプーチン大統領が自分と協議することを恐れているようだとし、プーチン大統領以外のロシア側の代表者との交渉に応じる用意があるとした。
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