大手牛丼チェーン「すき家」は、鳥取市の店舗で客に提供したみそ汁にねずみが混入していた事案について原因を調査した結果、大型冷蔵庫のパッキンに生じていたひび割れからねずみが侵入し、冷蔵庫内のおわんの中に入った可能性が高いとホームページで公表しました。

大手牛丼チェーン「すき家」は、鳥取市にある「鳥取南吉方店」で、ことし1月21日、客に提供したみそ汁にねずみが混入していたと3月22日に公表し、原因について調査していました。
すき家のホームページによりますと、調査の結果、扉が店外に面した大型冷蔵庫の下の部分のゴム製のパッキンに生じていたひび割れから、ねずみが侵入していた可能性が高いことが分かったということです。
また、みそ汁への混入は、具材を入れたおわんを冷蔵庫に一時的に保存した際に入った可能性が高いということで、みそ汁の鍋への混入は確認できなかったとしています。
すき家は、同様の構造になっている全国の72店舗を確認して、3月28日までにパッキンの交換などを行ったということです。
すき家は「多くのお客さまに不安と懸念を与えてしまったことを深くおわび申し上げます。当初、公表を控えたことで、不信の念を抱かせてしまったことについても重ねておわび申し上げます」としています。

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