ルビオ米国務長官は3月27日、イスラエルのパレスチナ自治区ガザでの戦争でパレスチナ人への支持を表明した外国人学生に対するトランプ政権の対応を巡り、これまでに300人以上のビザを取り消した可能性があると述べた。同日、南米ガイアナの首都ジョージタウンで代表撮影(2025年 ロイター)
[ジョージタウン 27日 ロイター] – ルビオ米国務長官は27日、イスラエルのパレスチナ自治区ガザでの戦争でパレスチナ人への支持を表明した外国人学生に対するトランプ政権の対応を巡り、これまでに300人以上のビザを取り消した可能性があると述べた。
政権は破壊行為を行う「狂人」を毎日取り締まっていると警告した。
ルビオ氏は、今週拘束されビザを取り消されたタフツ大学に通うトルコ国籍の学生に関する質問に答えた。
ガイアナでの記者会見で、「現時点で300人を超えている可能性がある。毎日行っている。こうした狂人を見つけるたびにビザを取り消している」と語った。
ルビオ氏は国務省がトルコ人学生のビザを取り消したことを認めたが、この措置を取るに至った学生の行動については詳細を明らかにしなかった。
ルビオ氏は「大学の破壊、学生への嫌がらせ、建物占拠、騒ぎを起こす」などの行為に学生が参加した場合、ビザを取り消すと述べた。
トルコ人学生がそのような活動に参加したかどうかについては言及しなかった。
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