米自動車25%関税、EUの「重大な過ち」が招いた ハンガリー

ハンガリーのグヤーシュ・ゲルゲイ首相府長官(2025年1月15日撮影)。(c)HELMUT FOHRINGER / APA / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】ハンガリーは27日、ドナルド・トランプ米大統領が表明した全輸入自動車への25%の関税をめぐり、欧州連合が「重大な過ちを犯した」と非難し、トランプ氏就任前に自動車関税を引き下げておくべきだったと訴えた。

ハンガリーのグヤーシュ・ゲルゲイ首相府長官は、「欧州は確かに重大な過ちを犯した」と主張。

現在課している自動車関税についてEUが10%で、米国が2.5%であることに言及し、「全く理解できない」「欧州が最低限しなければならなかったことは、トランプ氏の就任前に関税を(米国側と同じ)2.5%に引き下げることだった」と述べた。

「今こうした状況に陥ったからには、米国側と交渉すべきだ」「トランプ氏が特定の措置の実施を遅らせた例は過去にもあるので、それが実現する可能性はあるが、保証はない」と続けた。
【翻訳編集】AFPBB News

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