[北京 26日 ロイター] – ニュージーランド(NZ)のピーターズ外相は26日、中国外相らと同日行った会談で、中国軍がニュージーランドが面するタスマン海で先週実施した実弾演習について懸念を表明したと明らかにした。
北京を訪問中のピーターズ氏は中国の王毅外相と韓正国家副主席との会談後、記者団に対し、軍事演習についてニュージーランドに通告がなかったことが問題だと説明。「これは現時点における(両国の特別な関係の)失敗であり、将来に向け修正していきたい」と述べた。
ニュージーランド(NZ)のピーターズ外相は26日、中国外相らと同日行った会談で、中国軍がニュージーランドが面するタスマン海で先週実施した実弾演習について懸念を表明したと明らかにした。提供;New Zealand Embassy in Beijing(2025年 ロイター)
中国外務省の発表によると、会談で王氏はピーターズ氏に対し、両国は相互信頼に基づくパートナーとなり、対話を通じて「いくつかの具体的な相違点」を解決すべきと述べた。
オーストラリアのマールズ国防相は21日、中国海軍からオーストラリアとニュージーランドの間の国際水域で実弾演習を行うと直前に通告があり、航空各社がフライトの迂回を余儀なくされたとして、中国に懸念を表明した。 もっと見る
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