ロシアがウクライナに夜間攻撃、弾道ミサイル投入 米ロ協議の翌日

ウクライナ空軍は25日、ロシアが夜間に地対地弾道ミサイル「イスカンデルM」のほか、多数のドローン(小型無人機)を投入し、ウクライナに対する攻撃を実施したと明らかにした。写真は24日撮影の提供写真。(2025年 ロイター/Sputnik/Vyacheslav Prokofyev/Pool via REUTERS)

[キーウ 25日 ロイター] – ウクライナ空軍は25日、ロシアが夜間に地対地弾道ミサイル「イスカンデルM」のほか、多数のドローン(小型無人機)を投入し、ウクライナに対する攻撃を実施したと明らかにした。少なくとも2人が負傷したほか、貯蔵施設などが被害を受けているという。

ロシアは今回の攻撃に139機のドローンを投入。ウクライナ空軍によると、このうち78機を撃墜した。34機は目標に到達しなかっとしているが、残りの27機については明らかにしていない。イスカンデルMミサイルについても詳細は明らかにしていない。

地元当局によると、中部ポルタワ州の格納庫で火災が発生し、2人が負傷したほか、キーウ州では2カ所の貯蔵施設が損傷した。

このほか、ドローン攻撃で鉄道の電力線なども損傷。東部ハリコフ州のシネグボフ知事によると、同州の北東部にあるイジュムで広範な火災が発生した。ハリコフ州では2カ所の民間インフラ施設も損傷したが、人的被害は出ていないという。

ウクライナ情勢を巡り、米国とロシアが24日にサウジアラビアの首都リヤドで専門家会合を開く中でもロシアとウクライナによる相互の攻撃は続き、ロシア国防省はこの日、ウクライナが24日にロシアの民間エネルギーインフラを攻撃したと非難している。 もっと見る

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