米、グリーンランド訪問計画変更 デンマークは「歓迎」

 3月26日、デンマークのラスムセン外相は、グリーンランド訪問計画を変更するという米国の決定を歓迎した。写真は、ピツフィク宇宙軍基地。2023年10月、グリーンランドで撮影(2025年 ロイター/Thomas Traasdahl)

[コペンハーゲン 26日 ロイター] – デンマークのラスムセン外相は26日、グリーンランド訪問計画を変更するという米国の決定を歓迎した。

米政府は当初、ウーシャ・バンス米副大統領夫人が米代表団とデンマーク自治領グリーンランドを訪問し、犬ぞりレースに参加すると発表。これに対してデンマークのフレデリクセン首相は、米国がグリーンランドに「容認できない圧力」をかけていると反発、両国間の外交問題になっていた。 もっと見る ホワイトハウスはその後、代表団はバンス米副大統領自身が率いることになったと説明。犬ぞりレースではなく、グリーンランドの北西部にある米軍のピトゥフィク宇宙基地を訪問するとした。 もっと見る

ラスムセン氏は「グリーンランド社会への訪問を取りやめたことは、とてもポジティブなことだと思う。その代わりに、自分たちの基地であるピトゥフィクを訪問することになったが、われわれはそれに対して何の異存もない」と放送局DRに語った。

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