3月26日、韓国のソウル高裁は、公職選挙法違反の罪に問われた最大野党「共に民主党」の李在明代表(写真)の控訴審判決で、一審判決を破棄し無罪を言い渡した。同日、ソウルで撮影(2025年 ロイター/Kim Hong-Ji)
[ソウル 26日 ロイター] – 韓国のソウル高裁は26日、公職選挙法違反の罪に問われた最大野党「共に民主党」の李在明代表の控訴審判決で、一審判決を破棄し無罪を言い渡した。同氏の大統領選出馬に向けて弾みがつく結果となった。
判決を受けて李氏は、自身の潔白が証明されたとし、この事件が政治的な動機によるものであることが明らかになったと主張した。
李氏は2021年の大統領選出馬時に、城南市長時代の土地開発事業に関する国会などでの発言が虚偽であるとして起訴された。昨年の一審では懲役1年、執行猶予2年の判決を受けており、この判決が維持されていたら、次回の大統領選への出馬が困難になる可能性があった。
検察当局にコメントは得られておらず、上告するかどうかも明らかでない。
世論調査によると、尹錫悦大統領の弾劾が成立した場合、李氏が次期大統領の最有力候補となっている。
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