金融市場はトランプ政権の一挙一動に右往左往する日々が続いている。そうした中、特に急変を強いられているのが欧州だ。ベルギー・ブリュッセルで2023年2月撮影(2025年 ロイター/Yves Herman)
[ブリュッセル 24日 ロイター] – 欧州連合(EU)加盟各国の外相は、対ロシア制裁第16弾を採択した。今回のパッケージでは初めて暗号資産(仮想通貨)取引所を対象としており、「EUが制裁を科しているロシアの銀行と密接な関係にある」ロシアの暗号資産取引所Garantexをリストアップしている。
外交筋が先週に明らかにしていたところによると、制裁には一次アルミニウム輸入とゲーム機販売の禁止が含まれるほか、制裁逃れに使われる「影の船団」73隻もリストに記載される。
また、欧州委員会によると、ロシア国内便を運航する第三国の航空会社に対し、EU加盟27カ国への乗り入れを禁止することも含まれている。
ロシア当局は、EUの新たな措置に関するコメントを避けた。
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