英副首相「米との安保関係は強固」、フーシ派攻撃巡る欧州批判受け

英国のレイナー副首相は25日、米政権の高官らが非公開のやり取りを誤って漏えいした件を受けても、英国と米国の安全保障関係はこれまで同様に強固であるとの認識を示した。写真は2月撮影の提供写真。(2025年 ロイター/©House of Commons/Handout via REUTERS)

[ロンドン 25日 ロイター] – 英国のレイナー副首相は25日、米政権の高官らが非公開のやり取りを誤って漏えいした件を受けても、英国と米国の安全保障関係はこれまで同様に強固であるとの認識を示した。

米ホワイトハウスは24日、米政権高官らがイエメンの親イラン武装組織フーシ派の攻撃計画についてジャーナリストを含むメッセージンググループで誤って漏えいしたと発表。やり取りの中で高官らは、欧州同盟国がフーシ派掃討に向けた米国の取り組みに「ただ乗り」しているとの考えを示した。 もっと見る

レイナー氏はBBCラジオで、こうした発言を巡り明確に説明する責任は米国にあるとしつつ、米英の関係は非常に生産的で、長期にわたるものだと明言。「両国は非常に緊密な関係を構築しており、今後もそうあり続ける」と述べた。

同時に、「米国が自国の安全保障やメッセージンググループについて説明し、決定するのは米国の責任だ」との考えも示した。

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