欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会は25日、鉄鋼の貿易制限措置を厳格化し、現行のセーフガード(緊急輸入制限)の対象となる輸入割当量を4月から減らすと発表した。写真は2023年11月、ドイツ・デュイスブルクにあるティッセン・クルップAGの製鉄工場で撮影(2025年 ロイター/Wolfgang Rattay)
[ブリュッセル 25日 ロイター] – 欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会は25日、鉄鋼の貿易制限措置を厳格化し、現行のセーフガード(緊急輸入制限)の対象となる輸入割当量を4月から減らすと発表した。
トランプ米政権の鉄鋼・アルミニウム関税発動を背景に、安価な鉄鋼製品が欧州市場にあふれるの防ぎ、EU域内の鉄鋼業界を保護する。
セジュルネ副委員長(産業戦略担当)によると、新たな措置により流入量を15%程度抑える方針という。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab
WACOCA: People, Life, Style.